2020.03.15 更新

現代キャバクラ嬢が明かす胸の内~色恋営業で勘違い客がストーカー化 その2

~プレゼント攻勢に陥落して後悔(早織ちゃん 22歳 勤務地・六本木)~

 お客さんって必ず見返りを求めるものです。「指名してあげるから外で会いたいな」「ドリンクおごったから今日は一緒に帰ってくれるの?」「同伴してあげたんだからホテル行こうよ」なんて、お金をかけたあれこれに、代償を求める人をたくさん見てきました。同伴やドリンク、指名などお店のシステムにのっとった小さなものへの見返りは、いちいち気にしてられないんですが、Kさんはちょっと違いました。彼は、毎週1回は来店するお客さんでした。

 最初から私を指名してくれて、同伴で焼き肉に連れて行ってくれたり、シャンパンを入れてくれたり、ヘルプの女の子にもドリンクを振る舞ったり、すごく羽振りのいい人でした。そして毎回、何かしらのプレゼントを持ってくるんです。最初はリップや香水など小さな物でした。毎日お店でも使えるので、純粋にうれしかったです。

 それから、だんだんと高価なものになっていきました。ブランドの名刺入れ、ワンピース、アクセサリー。単に女の子にプレゼントをするのが好きな人だと思っていたんですけど、あまりにも毎回もらってばかりいると、だんだんこちらも居心地が悪くなってくるじゃないですか。
「いつもこんなにいっぱいもらっちゃって、なんだか悪いよ」
 私は差し出された財布を断ろうとしました。
「いいよ。俺が好きであげてるんだから。でも、そのうちサービスしてくれたらうれしいな」

 Kさんは冗談っぽく言っていましたが、おそらくそういう作戦だったのだと思います。正直に言われると、だんだん何か、過剰なサービスをしなきゃいけないような気になってくるんです。単純に、私がプレゼントを断ればいい話なのですが、いつも私の好みの物ばかり持ってくるので、つい受け取ってしまって…。

 ある日のアフターで、すごく高価な時計をもらいました。いったい、いくらするのだろうとビックリしていると、彼はニヤニヤと笑いながら「もうそろそろいいよね?」と言いました。私はうなずくしかなくて、彼の思惑通りにホテルへ行き、セックスをしてしまいました。

 その日以来、ぱったりと彼は店に来なくなりました。あとから聞いた話だと、Kさんはあちこちのお店で同じようなことをして、「○○のキャバ嬢はヤルまでに○○万」「あの店のキャバ嬢は平均〇〇万かければヤレる」なんていう話を、言いふらして遊んでいるようなのです。

 お金持ちのゲーム感覚ですよね。きっと今ごろ、私と寝たこともほかのお店で言いふらされてるんだと思うと、すごく情けなくて涙が出ます。

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