2019.08.11 更新

女性ライターが見た摩訶不思議なSMの世界 その3

~大手企業OLが週1でハプバー~

 ハプニングバーってどんなところなのだろう? 実際にこの目で確かめてみようと思い、新宿の某ハプバーに足を踏み入れてみた。カウンターを見ると、40代と思しきワイシャツ姿の男性、さらに50歳前後と思われる、こちらもサラリーマンといった風情の男性が、テレビを見ながら静かに飲んでいた。

 少しだけお話したが、2人ともダンディーな紳士といった感じ。いかにも女子にモテそうな雰囲気を漂わせていた。

 そこへ私と同世代と思しき、ショートカットの女性が現れた。ボブの黒髪に、スーツのような格好の落ち着いた出で立ち。笑顔がキュートな清楚系である。一見したところ堅いお仕事に就いていそうだ。

 その女性はテレビを見ながら、2人の男性と談笑を始めた。ハプバーに足を運ぶ女性といっても、最初のうちは街でよく見かける普通の女性だったのだが…。
 30分後、女性はおもむろに立ち上がると、シャワールームに入り、胸の膨らみが分かるゴールドのキャミソール姿に変身した。女性のプロポーションをチラ見して、すかさず誉めちぎる両隣の男性たち。あんなに自分の身体を褒められる機会って、そうそうないんじゃないだろうか。

 まるでお姫様状態の女性に、正直、同性としてうらやましさを感じてしまった自分がいた。
 そして、なんと女性は男性2人を引き連れて、すぐそばのプレイルームに入っていくではないか!

 その後の展開は、なんとも形容しがたい。どうやらS女性とM男性2人の組み合わせらしく、女性の怒鳴り声と、男性ののようなあえぎ声が微かに聞こえてくる。が、カーテンが引いてあるために、何も見えない(泣)。しかし、時たま肉をビシビシ叩くような音だけは聞こえてくる…。

「す、すごい、これがハプバーか!」と一人で興奮してしまったが、それと同時に「ここって女性が気軽に性欲を発散できる場所なんじゃないの」という、冷静な考えも浮かんできた。

 私はコトを終えた女性に、こっそりと職業を聞いてみた。すると、聞いてビックリ、某大手企業の事務系OLだという。私の直感はどうやら間違いではなかったらしい。そんな彼女は週1でハプバーに通っているという。

「普通は彼氏、彼女にならないと肉体関係って結ばないですよね。私、彼氏はいるんですけど、ちょっと性欲が強いので、なかなか満たされないんです。ここだとそれを発散できるっていうか…。それがハプバーの魅力ですね」

 ハプバーは、現代の女性のためにこそ必要な場所なのかもしれない。

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